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夏バテしてませんか?

みなさん、夏バテ大丈夫ですか?

日本の夏の湿気(湿邪)は、体にむくみを起こしがち、
逆に、夏の暑さ(暑邪)は大切なからだの水分(津液)を奪い、熱がこもって疲れやすくなります。
湿邪によってからだに余分な水分が生まれ、暑邪によって水分が奪われるなら、
プラマイゼロではないかと思ってしまうわけですが!そうはいかず・・・

そこでやっぱり不調が起こってくるのは、体液が偏って存在するからです。

人体の重さの60%が水分で構成されていますが、血管内で通常は5%組織間、
細胞と細胞、臓器組織の間にある水分で通常15%程度です。
細胞の中には40%の水分が保たれていて、通常の不調の範囲ではここはあまり変化がありません。
胃の中や腸管にも水分がありますが、解剖学的には体外なので、
60%にはカウントされませんが、ここの水分の変動も夏バテには大きくかかわります。

水分代謝模型


よく起こってくるむくみや浮腫は組織間の水分貯留が大きく影響します。
例えば、筋肉内の貯留は重だるさ・こわばり・動かしにくさにつながり、
頭部皮下のむくみは頭重感、頭帽感に水分が血管や神経を圧迫することによって、
しびれ、鈍痛、筋肉痙攣が起こり、内耳・頭蓋内の浮腫はめまいが、
皮膚湿疹ではじくじくした液が出やすくなります。
腸管から体内への吸収障害による消化管内の水分貯留では胃腸症状が発生、
食欲不振・胃もたれ・胃内停水・下痢がでます。

逆に暑邪によって津液が失われる状況は、血中水分量の減少で、動悸が起こり、
腎臓で血液から尿に送られる水分が減少し、尿量が減少し色の濃い尿が出ます。
血中の水分が減少すると口渇を感じ、大量の冷たい水分を補給しようとします。
この冷たい水分などが過剰になると、腸管内の水分貯留となり、湿邪として胃腸障害につながります。
夏風邪の際に下痢しやすくなるのは、食べ物からの雑菌の影響に加えてこの過剰な水分が
水分の多い便として排泄されるからです。

血液の水分が足りないので喉はとても乾くのに下痢をするような場合は、
腸管から体内に水分を引き込む働きを持つ漢方薬、
そして、組織間のむくみとなっている水分を血中に引き込み尿として出す漢方薬、
逆にむくんで便秘するなどの場合は、組織間の水を腸管に引き込んで便を出す漢方薬など
体の水分の偏在を治す漢方薬はいろいろあります。

代表的なものが、むくみや下痢に良い五苓散や
夏風邪によいとされる藿香正気散(製品名:勝湿顆粒)です。
汗をかいて消耗したからだにうまく潤いを与えるのは生脈散というものがあります。
生脈散(製品名:麦味参顆粒)はカロリーオフのスポーツドリンクに溶かして
漢方スポーツドリンクにしても元気が出てよいですよ♪
いずれも常備しておくと便利な漢方薬です。


20120126薬袋
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